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今冬公演予定の少年社中 第38回公演 公演中止のお知らせ


少年社中は、2020年冬(12月)に公演予定としておりました、第38回公演を中止とすることにいたしました。

協議を重ねた結果、新型コロナウイルスの影響から、公演に関わる出演者・スタッフ、そしてお客様にとってできる限りの感染防止対策を取ったとしても、心の底から安心できる舞台をお届けするのは難しいとの結論に達しました。

少年社中を応援していただいている皆様には大変残念なお知らせとなりましたが、再び劇場でお会いできる日にお届けする渾身の舞台をどうぞご期待ください。

2021年の本公演は夏を予定しております。また、残念ながら今年冬の本公演は中止となりますが、この12月、お客様に何らかの形で、少しでも少年社中をお楽しみ頂けるような企画を練っております。続報をお待ちくださいませ。


主宰の毛利亘宏より、下記にメッセージがございます。

今回は皆様にとても辛いお知らせをすることになりました。
本年1月に告知しておりました、12月の本公演を中止とさせていただきます。

この結論に至るギリギリまで劇団員と協議を重ねて参りました。その結果、劇場規模など様々な要因を考慮した際、新型コロナウィルス感染防止対策を十分に取り、出演者・スタッフ、そしてお客様も万全な状態で公演に臨めないという判断を下しました。

自分にとっても苦渋の決断でした。もともと本年は本公演としては12月のみの予定でした。2020年、少年社中として皆様に作品をお届けできる唯一の機会でした。こんな時だからこそ演劇の意義が試されるとも思いました。苦しい時こそ、皆様に活力を感じていただけるような作品を見ていただきたい。そう思っておりました。

ですが、昨今の新型コロナウィルス感染拡大状況を考えるとどうにも歯がゆい気持ちでいっぱいになります。主宰としては、お客様が安心してご観劇いただけるかどうかが決断の決め手でした。少年社中は自分にとって演劇の原点であり、自分が演劇をやる存在意義を問う場所です。それゆえに、いかなる制約も制限もなく演劇に立ち向かいたい。このコロナ禍では、どうしてもブレーキを踏まざるを得ません。

演劇界にはそれぞれの決断があると思います。どれが良くてどれが悪いという訳ではありません。それぞれが悩み考えた結果の決断です。その中で今回、少年社中はブレーキを踏むことにしました。次こそは万全な状況で皆様に「少年社中」をお届けしたいと思います。

いつか必ず劇場でお会いいたしましょう。
その時は、全力で演劇をさせていただきます!

いつも応援してくださる皆様へ
少年社中 主宰 毛利亘宏