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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■PSYCHICEXPRESS Re#8 ■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます!! 正月気分もなんのその!!少年社中は「廃墟に眠る少年の夢」シリーズ第二弾「光の帝国」に向けて頑張っております。 それでは「光の帝国」紹介、前回とは別バージョンでお送りいたします! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 再演「光の帝国」あらすじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 21世紀後半、廃墟となった東京上空には空中都市「光之帝国」(中国領)が浮かんでいた。 その街で日夜繰り広げられる『かくれんぼ』。 かくれんぼチャンピオン「クラウド」は、4年にたった一度だけ開催される『かくれんぼグラン プリ』に向けて今日も特訓に励んでいた。 そんなある日、なぞの美少女「胡蝶(パピコ)」が現れる。 パピコは夢に出てきた少年に逢うために、時空を越えて未来からやってきたのだという。 そんな中、未来から最強の挑戦者がクラウドの前に立ちふさがる…。 彼は、右手に最強の矛、左手に最強の盾を持つ盲目の騎士。 その名も「蛇王(スネーキング)」。 今、未来と己の尊厳をかけた『かくれんぼ』が始まる! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「廃墟に眠る少年の夢」三部作・第二弾「光の帝国」詳細発表! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■少年社中第16回本公演『光の帝国』 ■作・演出 毛利亘宏 ■会場 青山円形劇場 ■期日:2006年3月24日(金)〜3月28日(火)日 全7ステージ 3/24,27,28 19:00 3/25 14:00 19:00 3/26 14:00 18:00 ■CAST 井俣太良/大竹えり/田辺幸太郎/堀池直毅/森大/廿浦裕介/加藤良子/長谷川 太郎/杉山未央/小松愛/山川ありそ ■GUEST なすび(ワタナベエンターテイメント)/富永研司(ジャパンアクションエンタープラ イズ)/山岸拓生(拙者ムニエル)/加藤 敦(ホチキス)/小笹将継(BQMAP)/鈴木麻美(北 京蝶々)/越智美由希(Swanky Rider) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ロード・オブ・ザ・「光の帝国」 〜「光の帝国の世界」展〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回好評を得ました少年社中楽曲コンサート。 次回コンサートは「来年「光の帝国」弾きます」です。 第16回公演「光の帝国」に先駆けての「公開録音」!! 今回はトリオ編成でしたが、次回は大所帯での演奏予定です。 それに併せて少年社中アートワークが集結!(予定) 「光の帝国」の世界へ誘います。 社中HPでのチケット申し込みフォームを作成中。お楽しみに!! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「来年「光の帝国」弾きます」コンサート情報 2006年2月18日(土) 18:30 open /19:00 start @MY SPACE ASPIA ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★「隔週刊・ニセシャチュウ」とは★ 少年社中・主宰毛利亘宏とメンバー森・加藤・長谷川・小松による 「ホントに続くのか…?」企画!原稿落としたら罰ゲーム! 「ほぼ隔月刊毛利」戯曲家・毛利の小説執筆初挑戦! 「小松森良太郎(コマツモリ・フミタロウ)」 #1 森大・加藤良子の「少年社中映画研究会」 ⇒マサル会長とフミコ副会長の映画製作日記 #2 長谷川太郎の「気ままにレビュー」 ⇒社中イチのマニアな引き出しをもつ彼のレビュー #3 小松愛の「アイアイの観劇ビフォー・アフター」 ⇒体当たり食い倒れコラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ニセシャチュウ」第7回は --------------------------------------------------------- 「ほぼ隔月刊毛利」戯曲家・毛利の小説執筆初挑戦! 「光の帝国〜序章〜」 --------------------------------------------------------- 「おかん、めし。・・・ひっ!」 言うや否や、一閃。クラウドの顔の横を柳刃包丁が走り抜け、後ろの壁に突き刺さった。 クラウドの顔に、浮かぶ汗。さらに、突き刺さる、文化包丁、ペティナイフ、果ては牛刀。 旧光が丘地区の一角に大量のナイフが突き刺さる小気味良い響き渡る。 「・・・おかん!殺す気か!」 「おだまり!あんたまたサボったね。」 言葉に詰まるクラウド。おかんは、不釣り合いな優しい笑みを浮かべてゆっくりと歩みより、 一言一言、丁寧にクラウドに問いかけた。 「今日は、なんの日だったか言ってごらん?」 旧光が丘地区は、およそ100年以上前に住宅団地として、開発された地区である。かつて、シティ・オブ・トウキョウを壊滅させた大地震の被害も比較的少なかったことから、現在も 有数の巨大団地として多くの人々が暮らしている。 しかし、近年、光之帝國から棄てられる産業用水の垂れ流しや、ゴミの不法投棄の被害が 深刻化していることから、廃墟化、スラム化の一途をたどっている。 こうした背景から、ここ旧光が丘地区は古くから反帝国運動の拠点として知られており、現在も頻繁に光之帝国への抗議を目的とした市民集会が行われている。 「なんで集会こなかった!!」 その日は、旧光が丘地区主婦連合の会長であるクラウドのおかんが主宰する集会で、近 年、光之帝國が移動したことに伴う、日照権問題の深刻化を抗議するための会であった。 「いいかいクラウド。日が当らないと、どうなるか分かるかい?」 「知るか!」 「お洗濯モノが乾かないのよ!!」 次の瞬間、おかんの高速ビンタがクラウドにクリーンヒットした。薄れ往く意識の中、クラウド は思う。こんな家、はやく出て行ってやると心に誓うのであった。 この少年が、この街の救世主になるのはまだ随分と先の話である。 続く --------------------------------------------------------- 小松愛の「アイアイの観劇ビフォー・アフター」 --------------------------------------------------------- 遅ればせながら明けましておめでとうございます! 今年も元気いっぱいで、お贈りいたしまーす☆ 今回は、緊急特別企画 「あの人のオススメ!今、アイアイが行きます!!」 実は最近、あまり芝居を観に行けてなくて…てへっ☆ 今回は、私が今、稽古で毎日通っている池袋の「紅龍門」と言うお店をご紹介します。 去年4月 少年社中リバイバル「アトランティス」でイギー D タッカーを好演してくれた、劇団エメルパスの高倉大輔氏、こと 倉っち に教えてもらいました。 稽古に向かう途中、偶然会ったのですが、快くお店を紹介してくれました。 早速、稽古帰りに寄ると、店員さんは、みんな中国人、お客さんも中国人。一瞬、池袋にい ることを忘れそうになります。 豊富なメニューから選んだのは 『四川風火鍋』 火鍋!?これは、せっかくなので、頼んでみよう!と意気揚々で注文することに。待つこと 数分、白いスープと赤いスープが真ん中で仕切られた鍋が出てきました。 好きな方のスープに、自分の食べたい具を入れて煮るようですが・・・問題なのは赤い方の スープ。 鷹の爪や漢方の葉が入っているのですが、見るからに辛そう。見た目はまさに、日本昔話 に出てくる地獄の沼・・・。 恐る恐る、飲んでみると、予想通り・・・いや、予想以上に辛い! 3秒位経つと、口から火が出る位の限界点に達します! 結局、殆どの具を白いスープで煮て、ちょっとだけ赤いスープを足して食べました。これは、 これでイケるんですが、あまりの辛さにカルチャーショック・・・。 他に、麻婆豆腐とショウロンポウも頼みましたが、こちらはかなりの高得点でした。 美味しかったのに、なんだか、敗北感が残ります・・・。 その後、倉っちに聞いてみたところ、 「火鍋頼んだの?エビチリとか、杏仁豆腐がオススメだよ!」 分かってはいた・・・ただ、ちょっと冒険してみたら、思いの他、痛い目にあってしまった・・・。 人のススメは素直に聞くべし! 次回は、きちんと「観劇ビフォアー・アフター」で! 年明け第一弾の緊急特別企画でした。 池袋西口C1出口すぐ、右側2階 四川風中華料理 「紅龍門」 ★★★客演情報★★★ 小松愛出演 劇団10×50KINGDOM「ビューティフル ドリーマー」 原作 押井 守 作演出 じんの ひろあき @池袋シアター・グリーン メインホール 1/19(木),20(金),23(月),24(火) 19:00 21(土)22(日) 14:00 19:00 お問い合わせ http://www.10x50kingdom.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ PSYCHIC EXPRESS Re#9予告 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●戯曲家・毛利の小説執筆!「ほぼ隔月刊毛利」 ●長谷川太郎の「気ままにレビュー」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガから広がる「少年社中」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断転載は禁じますがお友達や芝居仲間のネタにぜひどうぞ。 全文転送なら構いませんので周囲の方にもお勧めを! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ --------------------------<編集後記>------------------------ 毛利の小説、小松森良太郎でスペースを使ってしまったので、掴みの記事がぜんぜんかけません。いろいろ考えてるのですが。本年もよろしくお願いいたします。(吉) -------------------------------------------------------------- では!次号のサイキックエキスプレスでお会いできるのを楽しみにしております! |